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三田 眞理子(みた まりこ) 国際交流の会・かるみあ会長にインタビュー

日 時:平成26年6月19日(木)、午後3時〜5時
場 所:NPO法人ウェッブストーリー

1.会の立ち上げ経緯をお聞かせください。
「国際交流の会・かるみあ」は、福島県国際交流協会主催の通訳ボランティア講座の参加者が中心となって、国際交流をもっと身近にもてる機会を作りたいと1995年に設立しました。この年は阪神大震災やオウム事件などが起きた年で、ボランティアや市民活動が活発になった時期でもあります。私は設立翌年の1996年3月から参加しました。
私たちの会は、外国人支援団体ではなく、世代・地域・文化背景が異なる同じ地域の住民として交流をしていくことを目的にしています。
会の名前に使っているカルミアは洋種のピンク色の花です。金平糖のような形をしたひとつひとつの小さな花が、まとまって咲いたときに見事な調和をかもし出すことから、異文化交流を通し、会の基本理念である会員自身の成長する姿を重ね合わせています。
現在、会員は30名ほどですが、世代は20代から80代まで、出身国も韓国・中国・タイ・ベトナムなどさまざまです。設立から現在までに27か国の方々と学ぶことができました。郡山に住んでいながらたくさんの国の方と交流できるのが魅力です。

2.どのようなきっかけで活動に参加されるようになったのですか。
20年ほど前、小学生の息子のクラスに外国人の子どもが転入してきましたが、その子のお母さんも外国人なので子どもに日本語を教えてあげることができず、学校のサポートも不十分だったので、授業内容についていくことができませんでした。親子が母国と日本の学校制度の違いや日常生活などさまざまな点に苦労している姿を見て、自分ができることをしたいと考えたのがきっかけです。
何より、お互いにお料理を教え合ったりして交流したのが楽しかったのです。

3.かるみあはどのような活動をされていますか。
お互いの文化を紹介しあう「国際文化交流活動」、コミュニケーションのための日本語を学ぶ「日本語学習ボランティア活動」、国際理解講座を企画運営する「地域国際化協力活動」の3つです。
日本語教室は設立当初から行っている活動で、外国出身の会員から日常生活を送るうえで必要な日本語を教えてほしいと申し出があったのをきっかけに、当会の活動に賛同した方対象に教えています。
話せることと外国語として日本語を教えるのは異なるので、教室を始める前に仙台市で外国人のための日本語講座を長年実施しているNPO法人ICAS(アイカス)から講師を招いて研修し、その後半年くらい自分たちで教え方を学びました。
会員の中で子育てをする人が増えてくると、幼稚園の見学や小児科の先生を招いての講話、子どもの授業参観日でのあいさつの仕方など子育てに必要なことを学ぶ教室を開きました。この講座は文化庁の委託を受けて広く参加を呼び掛けて行いました。また、車の運転免許を取りたい方には、試験問題集をやさしい日本語に置き換えて説明したり、地域生活のための日本語を学ぶことを主な目的にしています。
地域国際化協力活動は、会員が学校や公民館で料理教室や出前講座を行い、地域の国際化に貢献しています。
今年は行健小学校からの依頼で「世界の人となかよし」という会を行い、韓国、ネパール、ベトナム、中国の4か国の会員がそれぞれの国の服装や道具、暮らし方についての話をしてきました。市内の公民館でも料理洋室の開催が予定されています。
このような活動は事前に発表の練習を行ったりするので、外国人会員にとっても生きたコミュニケーションを学ぶ良い機会となっています。

4.東日本大震災は会の活動に影響を与えましたか?
震災の被害状況やライフラインの復旧状況、支援物資などの情報は、日本語のわからない外国人住民には充分に伝わらなかったので、会員に対して給水の情報などを伝達しました。
また、地震でそれまで日本語教室の会場で使用していた施設が被災したり避難所になったため、1カ月ほど日本語教室を中止しました。原発事故で県外に避難したり帰国された会員も多く、別の場所を確保して再開したときの日本語教室の参加者は2、3名ほどに減少しました。震災前は昼夜開いていたのですが、震災後は夜間クラスは休止しています。
しかし、今年郡山市に開所した産総研の外国人研究者の家族が加わるようになり、現在は10名くらいの会員が毎週月曜日(10時〜12時)の日本語教室に登録しています。

5.今後の活動について教えてください。
2013年5月、かるみあとは別組織として田村市や矢吹町などの近隣市町村のボランティアにも協力を呼びかけて「こおりやま日本語教室」という団体を立ち上げました。
福島県は外国にルーツを持つ(外国出身、帰国子女、日本生まれで父母が外国出身の子ども)児童生徒が各地に散在しているので、学校生活に適応するためのサポートが受けにくく、日本語がわからない子どもは学校で孤立しがちになります。
毎月第2・第4土曜日(14時〜16時)にニコニコこども館で18歳(または高校在学中)までの外国にルーツを持つ児童生徒を対象とした日本語教室を開いています。この教室は日本語の読み書きを学ぶだけではなく子どもの居場所づくりの意味もあるので、おやつの提供も行い、休み時間に交流する時間をとっています。
6月28日(土)には福島大学国語学研修室と共催で、外国にルーツを持つ子どもとその保護者を対象に1泊2日の「多文化キッズキャンプ福島2014」を開催します。
かるみあやこおりやま日本語教室の活動を通して、会員が地域社会の中で、文化や世代を越え、違いを認め合い、それぞれの個性を生かせるコミュニティーづくりができるように、さらに子どもたちが将来2つの文化の橋渡しになれるように環境整備をしていきたいです。

随時会員を募集していますので、詳しくは下記連絡先までお問い合わせ下さい。

国際交流の会・かるみあ ホームページ:http://kalmia1995.org/
            フェイスブックページ:https://www.facebook.com/kalmia1995
            電 話:090-8423-2090
            メールアドレス:kalmia1995@gmail.com       

こおりやま日本語教室  電 話:050-3634-2834
            メールアドレス:koriyama.nihongo@gmail.com       

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