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上國料 竜太(かみこくりょう りゅうた)NPO法人移動保育プロジェクト理事長にインタビュー

日 時:平成26年6月5日(木)、午前10時〜11時
場 所:NPO法人移動保育プロジェクト

1.移動保育プロジェクトを始めたきっかけは何ですか。
震災後放射能の影響で、福島の子どもたちは遊び場を失われてしまいました。子どもたちには理解できない制限を強いられて、奇声をあげたり感情的になったりとストレスを抱え始めていました。
被ばくを避けるためのイベントなどはあったのですが、小学生以上を対象としたものばかりで、未就学児の小さい子を預かるプログラムはありませんでしたので、それなら「自分が線量の低い地域へ子どもたちを連れて行こう!!」と思ったのです。子どもたちは被爆を気にせず、思いっきり外で遊び、親子ともに精神的ストレスを減らすことが出来ます。

2.福島の子育ての現状・子どもたちの様子はいかがですか。
小さい子にとって親の様子が鏡となって表れてきます。親御さんの不安な心と心配がそのまま子どもたちのストレスにつながっていたと思います。放射能がきっかけで家族間の考えや価値観の違いが見えてきたりして、親御さんも悩み、疲れていたと思いますが、最近は変化してきているように思います。
それを見ている子どもたちも、少しずつ落ち着いてきているように感じています。

3.ココカラ保育園と移動保育について教えてください。
「移動保育ポッケア」は、日帰りの1日遠足です。個人向けとして20名の参加者を募り、毎土曜日“ちびっこ遠足隊”として県内外の地域へ出かけて行きます。また、各幼稚園・保育園などの施設単位向けの“みんなで遠足隊”としての活動も月〜金曜日に行っています。
「ココカラ保育園」は、移動保育に参加されていた方々からの、“毎日通いたい”というご要望がきっかけで始めることになった自然体験保育園です。
自然豊かで安心な環境の整った湖南町に有ります。

4.楽しかったこと、ご苦労されたことはありますか。
子どもと接していると、とにかく楽しくて癒されます。支援活動として子どもたちのために出来る事は何かを考えながら活動していましたが、実際に接していると、実は自分自身・団体としても成長できたことに気づかされます。保育師・看護師・主婦の方・ボランティアの学生など様々な方々が一緒に活動してくれていますが、その方々とのふれあいも、共に成長させてくれます。
しかしまた、同時に人とのつながりが大変なこととも言えます。NPOとしての活動に共感してもらうことはいかに大変かということを感じています。子どもたちにのびのびと外遊びができる環境の提供を続けていくため、共感者・支援者になってくれる方に理解してもらえるよう、私自身が働きかけ、活
動を続けていきます。

5.今後の計画について教えて下さい。
当初は被ばくを避けるために始まったプロジェクトですが、実はそれだけではなく、子どもたちの自然体験や地域との交流体験を通して、大きく成長する機会を与えることができると思いました。近年は核家族化・共働き家庭が増え、子どもたちが色々な大人とふれあうことも少ない環境です。
地域の方が子どもたちとふれあい、交流を深め、コミュニティーとして発展できるような保育園にして
いきたい。こうした環境が、子どもたちの成長を促す大切なことなのです。
この活動を全国に発展させて、各地で「移動保育ポッケア」を広めていきたい。そして「ポッケア」の延長として「ココカラ保育園」に発展していければと思っています。 現在被災3県にこの仕組みを提供しようと取り組んでいます。これからも子どもたちが安心して自然と触れ合える環境作り、のびのびとした子どもの成長を願って活動していきます。



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